習慣化(ネガティブを減らす⑤「気分を紛らわす編」)
習慣化のネガティブ感情を和らげる5つ目は、「気分を紛らわす」。
ネガティブに意識がいかず、他のものに意識がいくように、工夫する観点からまとめてみます。
4つの観点を挙げてみました。
①「〜ながら」やる
②環境を変える(いつのと違う場所・時間)
③音楽をかける
④誰かと一緒にやる
まず「〜ながら」やるについて。電車で移動しながら、お風呂に浸かりながら、家事をしながら、歩きながら、トイレで用を足しながらなど、何かしながらやるというのは、気持ちが紛れるものです。時間効率が高まり「わざわざ何かをする」という感情が減ります。「ながら」の組み合わせは大切。例えば、読書であれば、電車の移動や入浴やトイレと組み合わせるといいと思います。
2番目に「環境を変える」。いつもと違う場所で読書をする、いつもと違う場所を走るなど。ちょっと環境を変えるだけで、目新しさがあるので、マンネリ化が防げます。例えば、カフェの座る位置を変えたり、電車の乗る車両を変えるだけでも気分は変わるものです。
3番目に「音楽をかける」。特に運動系と相性がいい取り組みです。音楽も取り組む内容に合わせてジャンルを選ぶと効果的です。一方、読書や勉強などインプットする際は、脳の集中力が分散するのでお勧めできない方法になります。
4番目に「誰かと一緒にやる」。楽しさと程よい緊張感が気持ちを紛らわせてくれます。例えば、ジョギングをするのであれば、一人で黙々と自分のペースで走ることが良い場合もありますが、誰かと一緒に走ることで新たな刺激があったり、対話による楽しさもあると思います。
習慣化は一人で黙々とやり続けるというイメージがあるかもしれませんが、ちょっと工夫することでだんだんと芽生えてくるネガティブ感情をうまく発散させることができます。アイデア勝負ですね!