習慣化(ネガティブを減らす③「時間の細分化編」)
習慣化に取り組む際のネガティブ感情を減らすための工夫第3弾は「最低水準の設定」。これは、ネガティブ感情を減らす中でも取り組みやすく、キモになる部分です。
最低水準は、最低回数、最低時間のことと捉えてもらっていいと思います。
例えば、最低回数。
読書なら1ページでOK!腹筋なら1回でOK!食事コントロールなら1色でOK!
「そんなちょっとなら効果ないじゃないか」
もちろん、1日1ページなら年間365日。年間1〜2冊じゃ少なすぎる。
それはそうなのですが、言いたいことは、続けていく中で、自分や環境は常に変換しています。飲み会の次の日に読書といってもなかなか辛いこともあります。そんな時は、とにかく少しでもいいから前に進む。これまでだったら止まってしまうような場面でも、ちょっと進んでみる。要は停滞せずに動き続けることが大切。そんな1ページしか進まない日だって、1年の中には何度かあるはずです。
一方、読める日は読む。「最低1ページ」はわずかな時間ですんなりクリア!
あとは、読めるだけ読む。最低水準はクリアしているから、その後は読んだ分だけプラスになる。決して、「読みだめ」感覚で、「明日は読まなくていいや」とはせずに、「毎日前進している」という状態を作り出しましょう!
時間の場合も同様です。「最低1分間読書する」って決めると、体調が優れない時でもなんとかなると思います。調子がいい日、時間が取れる時は、読めるだけ読んでみる。
最低水準⇨クリアしやすい⇨停滞しない⇨前進している感覚を持てる⇨できているセルフイメージを持てる⇨続けることが当たり前になる
っていう風に循環を作っていきましょう。
そうすると、「最低1ページ」「最低1分」としていた最低水準自体がやがて進化していくと思います。
「最低10ページ」「最低10分」というように。