習慣化(ネガティブを減らす①目的を決める編)
習慣化に取り組む際のネガティブを減らす工夫その1です。
まず、最初に習慣化の目的について。
よくあるのが「早起きを習慣化したい!」というもの。
何のために早起きするの?
早起きをして具体的に何をするの?
そう、「何のためにやるのか?」「具体的に何をやるのか?」という問い。
これが大事です。
上記の図で言えば、「何のためにやるのか?」は上の階層(チャンク)へ向かうための問い。「ダイエットしたい」ということであれば、「何のためにダイエットするお?」それは、外見を磨くため。「何のために外見を磨くの?」それは、パートナーを作るため。という階層ができます。
また、「ダイエットって具体的に何をするの?」と聞けば下方向へ向かいます。具体的には、食事をコントロールします。運動をします。ダイエットの記録をつけますと言った感じ。
こうやって階層にした時に、果たして「ダイエットを習慣化する」という目標がふさわしいのかを検討してみます。
外見を磨くことが目的であれば、ダイエットでなくても身体づくりでもOK。今日はダイエットに取り組めたからOKという日もあれば、今日は飲み会だったからダイエットはできなかったけど、朝にジョギングしたからOKっていうふうに、どちらでもOKという選択肢が広がります。
また、パートナーを作るという目的であれば、外見を磨く取り組みの他に、中身を磨く取り組みでもOKとさらに選択肢が広がります。
逆に、ダイエットでも食事を目的とすることに特化することもできます。
上位階層行けば行くほど、選択肢が広がり(その代わり一つのことをやる回数が減れば効果も減る)、下位階層に行けば行くほど、選択肢は狭まります(その代わり一つのことをやる回数が増えるので効果が増します)。
つまり、習慣化という取り組みから見れば、上位階層ほど取り組みやすく継続しやすいことになります。なかなか続かないなぁと思ったとき、「何のためにやってたっけ?」と立ち返ってみて、上位階層に移動してみるのも良いと思います。
逆に、もっと効果を出したいというときは、下位階層に降りて、さらに具体的な行動を絞り込んで取り組むのもいいと思います。